沖縄i-orderのデザイナー日記

こんにちは！アイ・オーダーの近藤でございます。

毎年、成人式の報道をテレビで見るばかりで、実際には祝日で家に引きこもっていて、国際通りの様子等も見たことがありません。

名護市では素晴らしいイベントを毎年行っているそうですね。
山の上に今年の一文字を灯すのです。今年の文字は「喜」でした。
成人式までの数カ月間、２０歳の若者たちがその準備（資金集め、草刈、設営等）に一生懸命動かれるそうです。

今年も各地の成人式の報道を拝見しました。
関東の大雪はお気の毒でしたね。せっかくの晴れ着が・・・。
他県の成人式が多数放送されていましたが、私が不覚にも涙してしまった感動的な成人式がありました。
それは、岩手県某市のものです。

親から、２０歳を迎える子供に、手紙を読み上げるという催しでした。
生まれてから２０年間、最初は何も出来ない赤ちゃんから、学校の先生や友達に学び、だんだん生意気を言うようになり、立派に成人式を迎えるまで。
ここまで育ってくれただけでも嬉しいことだと思います。

自分が２０歳の時は、成人式はキレイな着物を着て、同級生が久しぶりに再会する場くらいにしか思っていませんでした。
岩手県の成人式を見て、成人式とは成人する人たちの為ではなく、ここまで育てた親の為に行うものだと感じたのです。

私には子供がいないので、実感は薄いかもしれないのですが、アイ・オーダーも総業して１０年以上が過ぎました。
この１０年を振り返っても、いろんなことがあって、ここまで続けられていることに感謝です。
岩手県の成人式の放送を見て、アイ・オーダーの成人式を迎える日が楽しみに思えたのでした。