沖縄i-orderのデザイナー日記

こんにちは！アイ・オーダーの近藤でございます。

毎年この時期になると、気になるニュースがあります。

それは、“今年の福男”！！

兵庫県西宮市にある西宮神社で、毎年恒例で行われている行事です。
門が開くと、一斉に男性たちが神社の中を走り抜けて、上位３人が一番福、二番福、三番福の福男に認定されるという、あの神事です。

確かにインパクトもあるし、西宮神社は日本に約3500社あるえびす神社の総本社とのことなので、メディアに取り上げられるのも納得なのですが・・・

毎年恒例でテレビ放送されるようになったのは、結構最近のことだと思うんです。
私が子供の頃には見たことが無かったような気がします。

・・・ちょっと調べてみたところ、1997年に初めてテレビ放送され、毎年恒例でテレビ放送されるようになったのは2004年からだそうです。9年前ですね。

何十年とか何百年も前から開催されていることなのに、なぜ9年前から急に全国規模で注目されるイベントになったのか。
こういうところに、イベントが盛り上がるヒントがあるのではないか？と考えてみました。
ただ突然参加者を募集して、走れと言って、みんなが真剣に走ってくれるわけではないと思います。

そこで、推測ですがポイントをあげてみます。

・3人（複数、でも制限がある人数）に褒美がある。
・みんなが本気で真剣に参加している。
・開催場所や歴史、起源等が興味深い。
・参加者が男性（女性も参加OKみたいです）

という点をポイントにプロモーションしていると仮定します。
では、ネットショップでも同じ手法が当てはまるかもしれません。

しかし、重要なのは、企画の内容はもちろんですが、「恒例で続ける」ということだと思うのです。
私がネットショップにおいて残念だと思うのは、「こんな企画をしてみたけど、反応が薄かったからやめる」と言われることです。
イベントは、継続して認知度を高めていかないと、盛り上がるところまでたどり着けません。
何度も続けてだんだんと認知されていくものです。そうして大盛況になって来た時に「俺、第一回から参加してる」なんて自慢げに語るユーザーが増えたら嬉しいと思うんです。

さて、話を戻して福男。今年の一番福さんは、高校生だったそうです。
高校生でも、景品はやっぱりヱビスビールなんですね（笑）
えびす神社の総本社ですから・・・本人が飲まなければ、問題無いと思います。